気ままに読み解き

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「凪のあすから」解説(ネタバレ注意)

好きという感情は素晴らしいものです。人であれ、モノであれ、何であれ。

たとえ、どんなに惨めで残酷な結末が待っていたとしても。

2013年から放送された本作。

P.A.WORKSの制作です。他にはSHIROBAKOウマ娘を制作しました。

綺麗な絵と甘酸っぱくもドロっとした少年少女の恋愛が魅力です。

この作品をまだ観たことない人は、作品の感想や公式サイトなど何も調べずに観てください。

序盤で主人公が短絡的な行動を何度も取るのでキツイと思いますが、

せめて5話までは我慢して観てください。それでも合わなかったら切っても大丈夫です。

 

我慢した分、得られる感動や面白さはひとしおです。

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↓以下ネタバレ注意。

 

 

 

 

あらすじ

二部構成になっています。

第一部

海村・汐鹿生(シオシシオ)の中学校が廃校になったため、陸の鴛大師(オシオオシ)の中学校に転校した光、まなか、要、ちさきの4人。

まなかと紡の出会いがきっかけで

地上の人たちと交流を深めます。

そんな中、ぬくみ雪が降ってきます。

このままでは、氷河期みたいなのが来て地上の人達が滅亡してしまうかもしれません。

そこで地上の人達を助けるため、おふねひきをしますが、

ちさきを除く3人が海に飲み込まれてしまいました。

第二部

5年後、異常気象により寒冷化が進み、地上はいつもぬくみ雪に包まれていました。

ひとり残されたちさきは紡の家で暮らしていて、

美海は5年前の光たちと同じ中学生になりました。

巴日の日に光は5年前と同じまま、目を覚まします。

後で要やまなかも帰ってきました。

しかし、おじょしさまの代わりになったまなかは「人を好きになる気持ち」を失っていました。

彼女を失った海によって世界の滅びは再び近づこうとしていました。

まなかの感情を取り戻し、世界の滅びを回避するため、再びおふねひきを行います。

しかし、美海が生贄になってしまいます。

美海と光の思いが海神様に届き、

ぬくみ雪が止んで海とシオシシオは元に戻ります。

これからは新しい時代をみんなで過ごしていきます。

エピソード戦略

第一部、第二部ともに概ね対称構造になっています。

第一部の代表的な対句を挙げますと、

9話で紡と要がちさきのことを気遣い、

10話で要とちさきがまなかのことを気遣います。

第一部は光がまなかを抱きしめるシーンが真ん中に来てます。印象的です。

第二部の代表的な対句を挙げますと、

14話で美海が光に人工呼吸をして

26話でちさきがまなかに人工呼吸をして助けようとします。

第二部の対句で最も印象に残ったのは、要とさゆの部分です。

17話では要がさゆに声をかけて再会しますが、

24話でさゆが要に告白します。

作中ではこのような対句が他にも多く含まれています。高密度です。

紹介はこの辺にしますが、気になる方は是非探してみてください。

 

凪のあすからには対称構造だけではありません。反復構造もあります。

ちなみにヒントが与えられています。

まなか「なんか間違い探しみたい。」

光「ん?間違い探し?」

まなか「うん。目を瞑って。目を開けて。前と違うところを見つけていくの。」

言い換えると、第一部と第二部を間違い探しのように比べなさいと言っています。

美海のペンダント、美海と光が海に飛び込むシーンなど

順序がバラついている箇所があり、完全にはコントロールできていませんが、表のように同じ内容が形を変えて表現されています。

反復構造で中心にいるのは美海とちさきです。

この対称構造を二つ並べた反復構造によって変化が分かりやすくなっています。

変化したのは言うまでもなく紡とちさきなどの大人組です。

身体も考えも以前と変わっています。

大人で変わってないのは紡のちさきに対する想いぐらいです。

光や要は5年もの間眠っていたので、当然変わっていませんが、

実は美海とさゆも大きくは変わっていません。

今でも一途に好きな人のことを思い続けています。初々しくて微笑ましいですね。

キャラクター戦略

これもヒントが与えられてます。

7話でのあかりと父の会話です。

あかり「私はね。私と至さんの話をしているの。なのに。父さんはいつも海と地上の話にすり替えているんだ。」

9話でさゆが逢い引きの場所と紹介してた喫茶店トライアングル(上の写真の店です)。

3つの光が輝く巴日。

恋愛で3と聞くと三角関係が思い浮かびます。

作中の代表的な三角関係は、地上の想い人ーおじょしさまー海神様のペアです。

おじょしさま伝説です。

おじょしさま伝説

あらすじ

つて人類は海の中で暮らしていましたが、一部の人間はエナを脱いで地上に上がりました。その後、地上には災いが起きました。

 

地上の人達は海神様を鎮めるため、少女を生贄として海に流しました。

海神様は生贄の少女であるおじょしさまと夫婦になりました。

しかし、おじょしさまには地上に好きな男がいました。

海神様に隠れておじょしさまは想い人のことを考えて泣いていました。

気の毒に思った海神様はおじょしさまを地上に戻そうとしますが、

悲しいことに地上の想い人はおじょしさまを助けようとして死んでいました。

海神様はおじょしさまのことを想い「誰かを好きになる気持ち」を奪いました。

地上に戻りましたが、おじょしさまを知るもの、待つものは誰もいませんでした。

 

おわり

 

この作品の主要人物は、このおじょしさま伝説に基づいて配置されてます。

おじょしさまが光とまなかに似た子を連れてくるこの場面で示されています。

つまり、まなかはおじょしさまの生まれ変わり。

光は海神様の生まれ変わりです。

海神様の宮司の息子ですので、他の登場人物より海神様に近いです。

そして、紡は地上の想い人の生まれ変わりです。

紡が二度もおふねひきで波にのまれるのも海神様にとって因縁の相手だからでしょう。

これだけではありません。

ちさきも実はおじょしさまの生まれ変わりです。

光や紡に想いを寄せるのは、二人が海神様や地上の想い人の生まれ変わりだからでしょう。

要も実は海神様の生まれ変わりですが、

光に比べると海神様の要素が弱いせいか、ちさきには振り向いてもらえません。

しかし、シオシシオの4人組だけではありません。

あかりもおじょしさまの生まれ変わりです。

おふねひきで自分を海に投げ、世界を救おうとします。

みをりもおじょしさまの生まれ変わりです。

娘である美海のことを大事に想って、海ではなく地上で暮らします。

さゆもおじょしさまの生まれ変わりです。

要のことを思って行動したり、まなかのために協力します。

美海もおじょしさまの生まれ変わりです。

光やまなかのために協力したり、まなかの変わりに生贄になります。

至も地上の想い人の生まれ変わり。

晃も地上の想い人の生まれ変わりです。

少なくともヒロイン5人がおじょしさまの立場であることは作中で示されています。

改めて、表にするとこうなります。

この作品は複数の恋愛ではなく、

海神様、おじょしさま、そして地上の想い人との三角関係を描いているのです。

形は違えど、作中のキャラは3つで一組のペアで組み立てられています。

 

壮大です。子供達の恋愛を描いていながら、おじょしさま達の恋愛、地上と海の恋愛が背後にくっついています。

 

主人公は光ですが、裏の主人公は女性陣です。

まなかという名前の通り、女性が真ん中にきます。

女性が中心の物語といっても過言ではありません。

 

紡の想い人がちさきで、まなかの想い人が光だったというのが本作の種明かしですが、

一度見て全てを把握するのは難しいです。

ということで、女性陣の恋愛を一つずつ見ていきます。

みをり

第一部で描写された通りです。

至と結婚して、地上で暮らしますが、亡くなります。

海村出身ですが、地上の人間として暮らしているので登場人物表では地上に置いています。

地上の想い人とおじょしさまが結ばれる形です。

あかり

劇中では時系列前後しているので、イベント順に直しました。

海神様も言っていますが、相手がいないとはいえただの横恋慕です。

みをりと至に憧れていましたが、後を追うように美海のお母さんになります。

最初は自分がいなくなれば、全て丸く収まると思って至との関係を諦めました。

しかし、美海の行方不明で気持ちが変わります。

自分がいなくなることで誰かを悲しませることに気づいたからです。

母が死んで、光や自分が悲しんだように。

みをりが死んで、美海が悲しんだように。

美海にまた同じ思いをさせるとこでした。

そのことに気づいたあかりは、ようやく自分の気持ちに正直になって行動できるようになりました。

前と変わって成長しました。

第二部では美海が晃にやっかみを抱いていないあたり、良好な関係を築けているようです。良いお母さんですね。

地上の男とおじょしさまが結ばれる形です。

 

さゆ

第二部まで大きなアクションはありません。まだ小学生ですし。

ですが要一筋で、ずっと思い続けていました。

さゆは家族の描写が作中でありません。要も同様です。

おそらく家に居場所がないのでしょう。

ずっと孤独に苦しんでいた要をさゆが救いました。

最終話でようやく一歩を踏み出しました。健気で良い子ですね。

ひとりぼっちの海神様をおじょしさまが救う形です。

ちさき

最初は光のことが好きでしたが、5年後は紡のことが好きになって結ばれました。

こう書くとただのクソ女に聞こえるので、順を追って説明します。 

紡とちさきが第二部で突然くっついたことにビックリした人も多いと思いますが、実はOPや第一部の内容から伏線はたくさんあります。

第一部だけでも紡との描写が多いです。

紡はちゃんと自分の言葉でちさきと喋っています。

要は控えめで変に取り繕っています。この辺りが大きな差になったと思います。

ちさきは周りの空気を察するのが上手ですが、それは自分の気持ちを押し殺すことですから、あんまり自分から動きません。

その結果、紡と結ばれるまでずっと気持ちがフラフラしています。

 

最初は光のことが好きでした。紡のことも気にはなっていましたが、

おふねひきの後で紡がひとりぼっちの自分を気遣ってくれました。

五年もの間、一緒に暮らすうちに紡に対する気持ちが大きくなります。

光と再会した後、紡に光と会ったことを聞かれると何故か気まずそうにします。浮気したみたいに。

美海の光を見守る姿を見て、

もうあんな風にはなれないと言うあたり、光への好きという気持ちは変わったようです。

それでも光達に対する罪悪感で、光を好きなままでいなければならないと思い込んでます。

5年の間で乗り換えやがってと怒る人もいるかもしれませんが、思春期という多感な時期ですし、光達は実質死んでいたようなものですから、個人的に責める気にはならないです。

登場人物一覧表を参照すると、紡が地上の想い人のポジションなので、おじょしさまポジションであるちさきが惹かれるのは必然的です。名前の通り、ちさき(地咲き)ですし。 

地上の想い人とおじょしさまが結ばれる形です。

まなか

第一部だけで見ると最初は紡とのエピソードが多いですが、だんだん光とのエピソードの方が多くなります。

海神様が言ったように、まなかは発情期に入りました。

発情期は雑に言うとエロに目覚めることですが、ここでは恋に目覚める時期という意味です。最初は親しいと恋の区別がついていません。

25話と26話のまなかと紡のセリフで、まなかの恋心を描いているのですが、曖昧で分かりにくいので、セリフを書き出して考えます。

 

25話「好きは、海に似ている。」

1.最初は地上にドキドキ

まなか「憧れてたの。海の向こうの。空の向こうの。ずっとずっと遠くの太陽に。」

「まぶしくて。照らされて。熱くなって。ドキドキして。」「でも。」

紡「でも?」

2.海の存在に気づく

まなか「ひーくんは海なの。」

紡「え?」

まなか「私。海から出てきて、太陽が輝く地上は楽しくて、ドキドキしたけど、海がそこにあったから。だからこそ地上に憧れることもできたんだって。気づいたの。」

「私は、海のそばじゃないとエナが乾いて、息ができなくなる。」

紡「それって光を好きだってこと?」

3.恋心の自覚

紡「どうして泣くんだ?」

まなか「ちーちゃんの気持ちが分かった。ひーくん好きなの言わないでって。私も言わないでほしい。誰にも。」

紡「それでいいのか?」

まなかがうなずく。

要するに、最初は紡のことが好きだったけど、自分は光が好きだったんだと自覚します。紡に対する好きが憧れなのか恋なのかは曖昧ですが。

 

26話「海の色。大地の色。風の色。 心の色。君の色。〜Earth color a calm〜」

まなか「地上から見る海って好き。」

紡「そういうのは俺じゃなく光に言ってやるといい。」

まなか「い、い、いまの!ひーくんのことじゃないよ〜!べつに〜!」

光のことじゃないということは、これは紡のことです。

紡と一緒に海を見るのが好きだということです。

残念ながら紡にはちさきがいるのでもう叶いませんが。

 

まとめますと、

最初、紡を好きになりましたが、光の優しさに気づき、恋心を自覚しました。

紡に対する思いは今では憧れです。

 

余談ですが、紡はまなかを最後まで名字の向井戸で呼んでいます。

逆にちさきのことは名前で呼んでます。紡はちさきが本当に好きなんですね。

 

まなかの恋愛は、地上に想い人がいたけど海神様と結ばれた、おじょしさま伝説を忠実になぞっています。

美海

光一筋です。

失恋しましたが、実はそうとも言い切れません。

第一部で光がまなかと紡の恋を叶えるためにおふねひきを頑張ったように、

第二部では美海が光とまなかの恋を叶えるために頑張ります。

光はまなか一筋ですが、美海の優しさに気づき、美海の恋心を知ります。

自分の姿に重なったからです。美海は他にまなかの気持ちとも重なっています。

9歳の美海は失恋しましたが、

14歳の美海は今後どう歩むかは分かりません。

気になったので登場人物表をいじって調べましたが、結論を出せませんでした。

おそらく意図的にぼかされています。

ただいくつか絞れました。登場人物表を基に考えていきます。

1.美海ちさき化

恐らくみんなが最も考えた説だと思います。美海が峯岸と結ばれるエンドです。

光のことが好きでしたが、後で紡と結ばれたちさきをなぞる形です。

ある意味、第一部の地上の要とちさきが結ばれる形とも言えます。

2.美海あかり化

光とまなかが結ばれて、まなかが何らかの理由で亡くなった後、美海と結婚するエンドです。

至、みをり、あかりの3人の関係をなぞるパターンです。

まなかは美海にとって憧れの存在であり、みをりはあかりにとって憧れの存在です。

線路のシーンでどっちつかずであることや、

光が美海の気持ちに返事してない事から、あり得ると思います。

3.美海まなか化

美海が光と、まなかが美海の弟であるあきらと結ばれるエンドです。

まなかと気持ちが同化したことや、2番と同じく光が美海の気持ちに返事をしてないことから可能性はあると思います。

あきらは地上の想い人のポジションですから、もしかしたら成長したあきらに惹かれるかもしれません。光が当初考えていたまなかと紡が結ばれる形とも言えます。

この形だと、全員地上と海のカップルが成立することになりますね。

個人的には3番が可能性として一番高いと思いますが、どの説も確定できませんし、他の解釈も全然あり得ます。この辺りは各々が想像を膨らませて良いと思います。

 

エナを持った地上の人間である美海は未来の象徴です。

未来がどうなるか分からないことを表現するために、誰と結ばれるか証拠不十分になっているのだと思います。

 

女性陣の恋模様を表にまとめると共通のテーマが浮かびます。

変化を恐れない行動、好きを忘れない、自分の気持ちに正直になること、

そして、海と地上の再生です。

 

海と地上の再生物語

作中でデトリタスという用語が出てきます。

詳細はこちらをご覧ください。

ja.wikipedia.org

要するに水中に存在する魚の死骸など、生きていない有機物のことです。

デトリタスはプランクトンなどによって分解されて、腐食連鎖が起こります。

この辺りはやまなしの死生観と同じですね。

naginagi8874.hatenablog.com

美海は海に溶けていった死んだ人たちの思いを受け止めます。

光は海神様の気持ちと

美海はまなか、そしておじょしさまの気持ちと同化しました。

美海が受け取ったおじょしさまの気持ちを知った海神様は、凪いだ海を止めます。

海神様の恋愛の因果から解き放たれました。海と地上がひとつになりました。

 

変わってほしくないものはあります。でも変わってしまいます。

身体はもちろん。気持ちも。世界も。

 

光は紡とまなかの出会いを見て運命だと諦めていました。

ですが、運命なんてない。全ては自分達で変えられると前向きに考えられるようになりました。

美海は当初好きになることを忘れたがっていました。

母親の死で息ができなくなるぐらい悲しい思いをしたからです。

しかし、さまざまな経験を経て、

好きになることは決して無駄なことでもダメなことでもないと考え、

自分の気持ちを否定せずに前を向いて進めるようになりました。

海の人間と地上の人間。お互いに成長してますね。

最後に、濱中の制服なのも地上や海に縛られなくなったからです。

つまり、本来の自分でいられるようになりました。

海神様の因縁から離れ、海と地上が再生した世界で、これからは光とまなか。美海とあきらが中心になって未来を歩むのでしょう。

最終回で示された凪のあすからのあすからはEarth color。つまり、地球の色。

光たちの恋愛は海と地上だけでなく、地球の再生も意味していたのですね。壮大なお話です。

歴史物語

ここまででも非常によくできたお話なのですが、最後におふねひきについて。

おふねひきでは、海が荒れて紡を飲み込みます。

何だか津波みたいですね。

津波では波が引いた後、海は静かになります。つまり凪いだ状態になります。

https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h23/63/special_01.html

ここでおふねひきや凪を津波とすると、一気に作品の神話的解釈が可能になります。

たとえば、おふねひきや凪を津波。いや東日本大震災としてみるとどうでしょう。様々な疑問点が明確になってきます。

なぜOPでまなかは一人、涙を浮かべて海を見ているのか。

なぜ冬眠したシオシシオの住民を要が「死んでるみたいだったね」って言ったり、

光が美海に「お前、みんなのこと死んでるみたいだって思ってんのか」と怒ったのか。

なぜ海神様の力が及ばなくなるとぬくみ雪が降るのか(当時は3月なのに雪が降ってました)。

なぜ地上に残ったちさきが心変わりや幸せになることに過剰な罪悪感や抵抗感を抱くのか。

なぜ助け出されたまなかが「人を好きになる心」を奪われてしまったのか。

なぜたくさんの人の思いが海に溶けているのか。

なぜ光が「変わってもいい。だけど変わらなくたっていい。自由だ。」と結論づけたのか。

なぜまなかが「海に溶けて、空気に溶けて、時間を超えて、伝わる気持ち」と言ったのか。

なぜ「好きを忘れること」を否定して、

「誰かを好きになる気持ち」を何度も肯定しているのか。

なぜ舞台の元ネタがイザナミが祀られた花の窟神社がある三重県熊野市なのか。

https://hananoiwaya.com/hananoiwaya/iwaya_index.html

www.kumano-kankou.info

 

そして、なぜタイトルが「凪のあすから」なのか。

 

 

 

賛否はあると思いますが、素晴らしい作品を作ってくださった製作陣に一個人として感謝いたします。

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